色恋営業禁止・看板変更…現場に生じた具体的な変化
北海道新聞デジタルの発表・報道によると、改正風営法の施行から約3カ月が経過した札幌・ススキノのホストクラブでは、「色恋営業」の禁止対応や、「指名数No.1」といった従来型の看板・キャッチコピーの掛け替えなど、店舗運営の実態に直接関わる変化が生じていることが伝えられています。
色恋営業とは、ホストがお客さまに対して恋愛感情に訴えかけるような接客手法を指す業界用語です。こうした営業スタイルや、集客・販促に使われてきた表現の見直しが、法改正を受けて実際に進んでいる様子が報じられています。施行からわずか3カ月という短い期間の中で、店舗側が対応を進めていることがうかがえます。
法改正が業界に問いかけていること
今回の改正風営法をめぐっては、ホストクラブをはじめとする接待飲食業態全体に、営業スタイルや広告・集客手法の見直しを求める流れが生まれています。ススキノでの動きは、こうした全国的な潮流の一端を示すものといえるでしょう。
報道で触れられている「指名数No.1」といった表示の変更は、一見すると小さな対応に見えるかもしれません。しかし一般に、店頭や広告における表現は集客や指名獲得に直結するとも言われており、現場で働くホストやスタッフにとっては日々の業務に影響する変化ではないでしょうか。
働く人・働きたい人が押さえておきたい一般的な留意点
今回のニュースを踏まえ、ホストクラブやナイトワーク業界で働く方・働くことを検討している方に向けて、編集部として一般的な留意点をお伝えします。
まず、風営法をはじめとする関連法令は改正・運用変更が行われることがあります。「これまでこうだったから大丈夫」という経験則だけに頼らず、勤務先の店舗や所属事務所が最新のルールに沿った運営を行っているかどうか、定期的に確認しておくことが大切ではないでしょうか。
また、接客スタイルや販促表現に関しても、法令上の基準が変われば、現場での働き方そのものが変わる可能性があります。一般に、働く側も法令の大枠を理解しておくことで、不要なトラブルを避けやすくなると言われています。求人に応募する際や、新たな店舗への移籍を検討する際には、店舗側がコンプライアンス対応をどのように行っているかを確認する視点も持っておくとよいでしょう。
業界全体が変化の過渡期にある今、法令・運営ルールの動向をキャッチアップし続けることが、安心・安全に長く働き続けるための土台になるのではないかと考えます。引き続きナイトニュースでは、関連する法改正や業界動向をお伝えしていきます。